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第2回 プルータス座談会【タイ編】-2

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座談会参加者 : 佐藤執行役員・松浦部長・田中(国際部)、益子・中山(東京営業部)

座談会【タイ編】-1はこちら

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信頼される為の材料供給とは?

 

【佐藤執行役員】(以下佐藤さん)

さて情報収集・調査の為に約2年かけ、前回お話した通りウェルグロー工業団地を拠点に材料を供給するまでになるには色々と大変だったわけで……。まず色々な許可を取っていかないとタイへは出られない。

それでね、よくBOIって言うでしょ?あのBOIっていうのは、タイ投資委員会といっていますが、ここの許可を得て出た企業の事をBOI認可企業と言うんです。うちも数社そういった企業と取引がありますね。

【松浦さん】
我々国際部が直接取引としてやらせてもらってます。

【佐藤さん】
うん、なぜ直接やるのかというと、このBOIの認可企業というのは海外から自分のところで使う資材を直接外国から輸入した時には輸入関税がかからないという恩典があるのですよ!製造業であれば問題ないのですが、我々は材料を販売する会社。タイに出る為にはどうする?という問題が出た時に運が良い事にタイ工業団地公社IEAT)という別の政府機関があったわけです。そちらの許可を得て設立を致しました。但しこちらも設立の為に条件がありました。

【益子さん】
あ、前回伺いましたね。

【佐藤さん】
そう。「土地を購入しなさい。」という条件でした。

【益子さん】
それが現在のウェルグロー工業団地内だったわけですね!

【佐藤さん】
うん、前に話したようにうちの御得意先が同じ工業団地内に先に出ていたということもありますが、ここはIEATが管理している工業団地だったんですね。

【松浦さん】
なんだか、ついていたのかな……。

【佐藤さん】
うーん……ついていたというか、お声をかけて頂いたのかな。僕は国内の営業とはあまり接触がないので詳細はわからないのだけど、大の御得意先だから、やっぱりうちとしては一緒に出て協力しないといけないよね。そういう間柄だと思っているから。

【益子さん】
はい、おっしゃるとおりです。

【佐藤さん】
そうなると、供給責任というものが当然出てくるわけですよ。中山さん覚えてるかな、一時期品物が足りなくてね……うちもメーカーさんからの仕入が非常に困難だった時期があったわけですよ。そういう時ですよ。供給責任という言葉が出てきたのが。

【松浦さん】
そこで供給責任……。

【中山さん】
私が平和島にいて担当させて頂いていた時、毎週出荷している荷の量がハンパない時がありましたね。

【松浦さん】
20フィーターコンテナくらい?

【中山さん】
すみません、ちょっと単位はわからないのですが……BOIもかなり出ていて、混載でも10トンくらいとかありました。間に合わなくて航空便で送ることもありましたね。

【松浦さん】
そんなにあったの!?当時も航空便で送ることがあったんだ。

【佐藤さん】
まあね、本来は船で持っていく商品なのにもかかわらず飛行機で飛ばすってのは異例なんですよ。運賃がかさみますからね。そうなるとどこの乙仲さんとキャリアにお願いをするのがよいのかという問題になる。お客さんの為を思って運賃の一番安い便を探してあげないといけない。乙仲さんから来る請求書のコピーをお渡ししてね。そういうところもお客さまに信用して頂ける仕事なんじゃないかなと、僕は思うよ。

== 次回へつづく ===

次回【タイ編】-3は「為替リスクを防ぐためには?」をご紹介致します。

前回に引き続き、ご覧頂きありがとうございます。