プルータスコラム
photo by 畠山崇 ※転載厳禁
No.18 作品名 『蠢き ”A Life”』
【出展者のコメント】
SUS304-0.3mmφの「ステンレスなまし線」を30本ほど束にして
不織布に数万本結んでいくと、柔らかい草の生い茂った草原を
想起させる光景を表現できる。
サイズや形に制限が無くスペースを活かした造形が可能となる。
その上、立体作品であるにもかかわらず小さく畳んで
箱に入れて収納したり輸送したりできる。マジカルな布だ。
懐かしい月明かりの原っぱを想い起こしている。
こちらの作品「うごめき」と読みます。
まさにステンレス線が床を這うように一面に敷かれており、
草原のように上に向かって様々な高さで伸びている作品です。
1本1本のステンレス線が先生の手で生き物のように編み込まれ
立体的な作品になっている様子がご覧いただけます。
、
是非熊井先生の作品を楽しめるプルータスアートスペースへお立ち寄りください。
展示期間:2018年10月2日~
素材 : 線径0.3mm SUS304 ステンレスなまし線・ばね線
≪材料の特徴≫
ステンレスなまし線・ばね線は通常ですと工業用としての用途が多く、
特に先生の作品に使われているSUS304は汎用性があり、価格とのバランスも
良い材料です。
また非磁性・弱磁性であり、電気関係の用途などにも適しており幅広く
使用する事が出来ます。