プルータスコラム

ISO KES活動報告

プルータスのボランティア活動

田中(知)国際部
田中(知)国際部
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お久しぶりでございます!!

数年前(恐ろしいことにもう数年前のことです!)新人奮闘記でお世話になりました、
国際部の田中です。
編集や校正作業には時々関わるものの、遅筆かつ締切破り常習犯のためなるべくコラム執筆からは逃げていたのですが、このたびうっかり引っ張り出されてしまい久々に再登場させて頂きました。

本日は表題の通り、弊社の取り組むボランティア活動のうち一つである【使用済み切手の回収】についてさらっとご説明させて頂いた後、最近集まった面白い切手について熱くご紹介させて頂きたいと思います。

「好きなだけマニアックにしていいよ」

と上から許可が出ましたのでこの記事は遠慮なくいかにより強烈にお送りしますが、切手回収につきましては以前別の記事にて此処よりずっと真面目にご紹介致しております。
よろしければこちらも合わせてご覧いただけますと幸いです。

使用済み切手を集め、ボランティア団体に寄付しています。

プルータスではKES活動の一環としてボランティア活動を行っているのですが、
そのうちの一つがこの【使用済み切手回収】。毎年変わる担当者が各部署の使用済み切手を集め、数を記録し、ボランティア団体に寄付しています。
何故“使用済み”なのか?と思った方も多いのではないでしょうか。
それは、

使用済み切手・消印コレクター向けに販売するため

なのです!!
初めて知った時には驚きました。実は私も趣味で少し切手を集めているのですが、収集するのは未使用かつ気に入った柄だけなので、使用済みを集めると聞くと正直少し不思議です。普通なら捨ててしまうものを必要としている人へお送りし 有効利用できるのは素晴らしいですが、本当に世の中には色々な人がいるものですね……!
まぁ、かくいう私も舞台やミュージカルなどを見に行った際、降ってきた銀テープなどを後生大事に取っておくタイプの人間なので、決して人のことは言えないのですが……。

ともあれ、彼らコレクターにとって切手は使用済かつ消印が付いていることが大事なので、切り出す際には本体を切ってしまわないようなるべく丁寧な作業を心がけています。

寄付している団体のホームページによりますと、この使用済み切手が5000枚集まるとタンザニアでの約一年分の看護学校の教科書代を賄え、18000枚集まればウガンダでの半年分の助産師学校の実習費が賄えるとのことです。まさに「塵も積もれば」ですね。

さて、真面目なご説明は以上です!

最近見つけた面白い切手をご紹介します。

封筒から切手を切り出しておりますと、多くの通常切手やシール切手の中に時々珍しい絵柄のものを発見することがございます。私はこの小さな楽しみ方を編み出してから、それまで無心で延々と行っていた切り出し作業が少し面白くなりました。
もしこの記事をお読みくださっている方の中に切手回収のご担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひお試しいただけましたらと思います!
※郵便局の回し者ではございません。

1、 自然保護シリーズ ニホンカワウソ


昭和49年発行、ニホンカワウソ。
今までに見たことがなかったので、封筒から切り出す時にちょっとテンションが上がりました。
日本で発行されている切手の殆どは、例え数年前の記念切手などであっても東京の本局の窓口でお願いすれば大抵出して頂けるのですが、郵政民営化以前に作られた切手は既に型が処分されてしまっているため購入出来ません。(私も一度1994年発売の切手を買いたくて聞いてみたのですが、ダメでした……)
もしお手元に届いたお手紙に民営化前の切手が貼ってあったら、それはもしかすると、送り主の方が大事に取っていらした切手を貼って送って下さったのかもしれません。
捨てたり寄付する前に是非少し眺めてみてください。

 

2、 1円切手 前島密(ひそか)


切手のことを語る上で、この方のことは外せません!
この方は「前島密」さん。飛脚制度を用いていた日本の郵便制度を 現在の切手を貼って送る方法に改革した方で、郵便制度の父とも呼ばれています。
かの有名な新撰組の土方歳三と同年の生まれで、昔は医学を志していたこともあるそうです。
日本の郵便制度改革を任された当時、欧米の郵便制度について唯一分かっていたことが「切手を貼付けて郵送する仕組みである」ということだけだったので、消印の仕組みを思いつくまでは切手の再使用を防ぐためにどうすればよいのか相当悩んだとか。
このエピソードだけでも、この方なくして今の郵便制度はなかったというのがよくわかりますね!
日本の普通切手は2015年2月2日に新デザインの普通切手12種が発行されたことに伴い、旧デザインの普通切手の一部が同年9月30日で販売を終了しました。
実はそれに伴ってこの1円切手も販売を終了したのですが、新デザインでも再び同じ肖像が採用されたため、いつでも郵便局で購入が可能です。
何を隠そう、先程の写真の前島密さんも新デザインの方だったりします!

いかがでしょうか?たまたま手元に両方あったので並べてみました。
左が旧デザイン、右が新デザインです。
上の枠の色が少し違い、数字と英字の位置が逆になり、全体的に新デザインの方が色が明るめな気がしますがあまり大きな違いはないですね。
皆様、1枚たったの1円ですよ!是非お手元に1枚いかがでしょうか。ご検討下さい。

 

3、 伐折羅大将(ばさらだいしょう)


こちらは2015年に販売を終了した、500円切手の伐折羅大将です。伐折羅大将は薬師如来の十二神将の一人で、怒った顔と手に持った宝剣で見分けます。
個人ではなかなか使う事のない額の切手ですが、田中のいる国際部ではよくEMS(国際スピード郵便)で書類を発送する機会がございますので見慣れた柄であり、手元に届いた封筒に貼ってあるとちょっと嬉しいものです。
切り取ったものはもう寄付に出してしまいましたので、写真は奇跡的に1枚だけ残っておりました未使用品です。

現在の500円切手のデザインは奥入瀬渓谷。

涼しげな緑と水の流れが美しい切手でこちらもとても好きですが、
時々厳しい表情の伐折羅大将が懐かしくなります。

 

4、 最近の面白い切手をまとめてご紹介します。

封筒柄(2016年 ふみの日にちなむ郵便切手)

封筒に封筒柄を貼るというセンスが個人的に大変好みです!
田中の手元には既に封筒から切り出した状態で届きましたので、「封筒on封筒」の写真が撮れなかったのが残念でした。
2016年度版では「文」にちなんで筆記具のデザインがされたそうで、シートの中にはこの秀逸な封筒柄の他にクレヨン柄、万年筆柄、色えんぴつ柄が素朴な可愛らしさで描かれています。現在は2017年度版も販売されておりますが、個人的には2016年度版が好みです。

ぽすくま(2016年 ぽすくまと仲間たち)

皆様、この子をご存知でしょうか?
2016年度のゆるキャラグランプリ「企業・その他ゆるキャラ部門」で優勝した、日本郵便さん所属の「ぽすくま」です!田中は基本的にこういった行事ごとには大変疎い人間なのですが、このゆるキャラ企業部門だけは実はちまちま毎日Web投票に参加して結果を見守っておりました。
ちなみにこのぽすくま、本局に行くと大きなぬいぐるみと写真を撮れるコーナーがございまして、時々お使いで通りかかった際にツーショットを撮っていらっしゃる方をお見かけします。よろしければご用事のついでにいかがでしょうか。
ついでに申し上げますと、今(執筆当時12月)のタイミングで行くとぽすくまの斜め前辺りに氷川きよしさんのパネルもあり、こちらも写真スポットとして主にマダムの皆様に人気です。
ご参考になるかはわかりませんが、もしよろしければこちらも合わせてどうぞ。

おにぎり(2017年 和の食文化シリーズ 第3集)

私はこの切手を見た瞬間にここでご紹介させて頂くことを決めました。
最近は時々丸型が見られますが切手と言えばまず四角形であるこの世の中にこのような魅力あふれる三角・丸・俵形のデザインを送り出してくれたことには感謝の言葉しかありません!

しかもこのラインナップがなんとも心をくすぐります。
定番の梅干しやごましおの他、紫蘇を挟んだ鮭、豆ごはんに稲荷寿司、メジャーではないものの一定の人気を誇るとろろ昆布など、もう見ただけで絶対美味しいとわかる辺りがにくいです。
最近収納スペースが足りなくなってきたため新しい切手を増やすのは控えていたのですが、これはうっかり即買いしてしまいました。

ちなみに。
郵便局の方に教えて頂いたのですが、実はこの切手シートを裏返して点線で折ると竹の皮で包んだお弁当に変身します……!!

購入された方、よろしければお試しください。

それでは、今回はこのあたりで失礼いたします!
調子に乗って書いていたらまたしても大変長くなってしまいました。ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。そして大変お疲れ様でございました。

あまり表には出て来ませんが、おかげさまで田中は元気にしております。
輸出入における様々な決まりが年々細かく厳しくなり、対応に追われて時々本当に目が回っておりますが、困った時には周りの方にもたくさん助けて頂き またとにかく「冷静に!」と自分に言い聞かせてどうにかこうにか……という感じです。
これからも初心を忘れず精進してまいりますので、どうぞ今後ともよろしくお願い致します!

国際部 田中