プルータスコラム

ISO KES活動報告

ISO品質委員会より(2)

平和島 田中(友)
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こんにちは。平和島営業所の田中友治です。

先日、7月の品質委員会が行われ、各部門よりISO担当者が集まりました。
私は平和島営業所の担当者として出席致しましたので、その内容について少しご紹介致します。

今回は先月行われたサーベイランス審査でご指摘いただいた内容に関して、改善案に対する意見交換及び、その修正案について議論が重ねられました。

サーベイランス審査とは何ぞやといいますと、ISO審査登録機関による定期審査のことです。

jicqa
https://www.jicqa.co.jp/01iso/iso9001.htmlより

このサーベイランス審査で審査員の方にご指摘いただいた事項につきまして、一つづつ真剣に改善していくことでより優れた品質マネジメントシステム(QMS)が構築、維持されていくものだと実感します。

今回の議論の中で、個人的に一番印象に残ったのは、手順書通りに作業した結果起こってしまったミスに対して、次にミスを起こさない為にはどのように是正処置を行ったらよいのか、という部分です。

例として、お客様からご注文いただいた商品の寸法違いの物を出荷してしまったと想像して頂けると分かりやすいと思います。
定められた受注・出荷手順書に則り、手順書通りの作業をしていてもミスを起こしてしまったとしましょう。

ミスしない完璧な人間はいません。誰しも間違いは起こしてしまうものですが、だからといって「次回気を付けよう」ではQMSが成り立ちません。

例えミスを起こしても、それを事前に発見し、お客様にご迷惑をお掛けする前に食い止めるシステムを構築する為にはどうしたら良いかと考えるわけです。

もちろん会議出席者だけの意見だけでは不十分です。営業担当者、商品出荷の担当者の意見、または他支店で良い結果が出た工夫点などを参考にしながら、日々マネジメントシステムの改善活動を行っております。

以上、審査で指摘頂いた案件や日々の業務の中で見えてる問題点を一つ一つ改善し、お客様に満足して頂けるサービスを目指し全社員一丸となってISO活動に取り組んでおります。